Paizaの評判ってどうなの?Sランクをとってもあまり意味がない。


まずこの記事の結論から言いますと、以下のようになります。
paizaは、プログラミングを学び始めの方にはとても良いサイトだけれども、Sランクをとったからといって実力があると認められるわけではない。
私がpaizaの紹介でインターン面接に行った話を交えて、そのことについて語ろうかと思います。
paizaのSランクをとるのは簡単
私は大学ではじめてプログラミングに触れて、それから特別プログラミングを教えてもらうということはなかったです。
ようは、完全なるプログラミング初心者でした。
ですが、そのような私でも、paizaを始めてからSランクをとるまではそう長くはありませんでした。

実際、4か月程度でSランクを獲得することができました。
つまり、少しプログラミングの基礎に触れたことのある人が、4か月程度頑張ればSランクは取れるのです。
paizaのランクとそのスキルの目安は信用しないほうが良い
paizaのランクは、

このように分けられているのですが、これはほぼ間違いです。
というのも、そのランクの問題が一問でも解けてしまったら、そのランクを獲得できるからです。

実際に私は、その簡単な問題に当たっただけだと思います。
このピラミッドの正確な捉え方は、そのランクの問題ほぼすべてができるような人のことを指しているといっていいのではないかと思います。
paizaのSランクは面接で通用しない
paizaのSランクは面接で通用しません。
私は、インターンの面接のときに

ということを話しました。
そうすると、採用担当の方(社長)から、「paizaのSランクは初心者に毛が生えた程度」と言われました。
これは自身に満ち溢れていた私にとって、衝撃的な一言でした。
私は、paizaのランク表を見て完全に浮かれていましたが、Sランクなんて大したことはないことに気づいたのです。
今考えれば当たり前のことだとは思いますが、「paizaのSランクは企業相手に自慢できるものではないよ」ということです。
paizaの良いところ
この記事は、Paizaが悪いなんてことを言ってるわけではありません。
paizaのSランクをとることはそこまで難しいことじゃないから、Sランクをとったからといって自分はすごいと勘違いしないほうがいいということを主張しています。
ここからは、私が思うPaizaのいいところを紹介しようと思います。
- とてもやさしいレベルの問題から頭を使わないといけない問題まであるので、初学者のスキルアップにとても良い。
- プログラミングのインターンやアルバイトを知れるいい機会になる。
- ある程度のスキルはあることが証明できる。
この3点を紹介します。
paizaはプログラミング初学者のスキルアップにとても良い
paizaの問題は、D-C-B-A-Sの計5つのランクに分かれています。
その中でもDランクの問題は、めちゃくちゃ簡単です。
というのも、頭を使うというよりは、
- 入出力がしっかりとできるかどうか
- for文の回し方や基本的な処理ができるかどうか
を試されます。
これができればDランク獲得です。
そして、簡単なDランクでも取れると嬉しいものなのです。
そうすると、次のCランク問題に挑戦したくなるはずです。
ランクが上がれば、平均的な問題の難しさも上がります。
躓くこともあるでしょう。
それを乗り越えるために努力することが、何よりもプログラミングの基礎スキルを学ぶことにつながるはずです。

paizaはプログラミングのインターンやアルバイトが紹介してくれる
Cランク以上になれば、ある程度のインターンやアルバイトなどを紹介してくれます。
さらにランクを上げれば、紹介できる企業も増えてきて視野が広がります。
私は、Sランクを獲得した後、Sランクで面接を受けられる企業を探しました。
その中で一ついいなと思った企業があったので、「気になる」ボタンを押しました。
そうすると数日後、「プラチナスカウト」というものが届いたのです。

Paizaのスカウトには、
- プラチナスカウト:あなたが「気になる」している企業から、 あなただけに特別に送られたスカウトです。
- ゴールデンスカウト:採用企業が1日5通だけ配信できる特別なスカウトです。
- マッチングスカウト:あなたの希望条件等からpaizaが独自アルゴリズムで算出した、 あなたにマッチしている企業からのスカウトです。
この三つがあります。
スカウトメールには、「あなたと面接をしたい」というようなことが書かれていました。
企業のほうから積極的に面談へのお誘いをしてきてくれるのです。
そこから面接までは早かったです。
こんな風に、インターンやアルバイトを簡単に探せて、すぐに面接までできるのがいいところです。
また、「インターンやアルバイトとして働くこと」は絶対にいい刺激になります。
- プログラミングがどのようにお仕事で使われるかがわかる
- 同じような学生とモチベーションを高めあうことができる
といったことがいい例でしょう。
少なくとも私は、インターンに行っていろんなことを学べました。
それは、プログラミングのことであったり、IT企業のことであったり、様々です。
こういうことを就職の前に知れたのは、大きなアドバンテージだと思いますね。
paizaは、このような企業の紹介を活発に行ってくれているため、インターンやアルバイトを何も知らない人でも、その存在に気付くいいチャンスを与えてくれているのです。

ある程度のスキルはあることが証明できる
最後に、paizaのSランクはあまり意味がないと書きましたが、そうとも限りません。例えば、
- paizaのSランクをとっている方
- プログラミング関係のスキルが未知数の方
であれば、Sランクの方のほうが少しは有利に働くと思います。
プログラミングの土台はあるんだなと認めてもらうことはできるはずです。
paizaを利用したES(エントリーシート)不要の面接もありますからね。

筆者はpaizaを利用してエンジニアへの内定を獲得しています。
ESをいちいち書かなくて良いので便利でした。
ただ、ちゃんとしたアルゴリズム系のスキルがあることを証明したいのであれば、AtCoderなどのプログラミングコンテストをやると良いと思います。
最後に
私は、大学で初めてプログラミングに触れて、プログラミングにはまりました。
とはいっても、思い通りの結果が出せたらうれしい程度の感覚でやっていました。
その時に出会ったのが、「paiza」でした。
私は、一番下のDランクの問題からコツコツと解いていき、わからない問題にあたっては悩んでいました。
その悩んでいる時間も好きだったのかもしれません。
そして、この期間が、初心者なりに一番スキルアップできた期間であったと感じます。
いまPaizaの問題に果敢に取り組んでいる方など、そのままSランクまで取ることをオススメします。
あと、私が行った企業の面接はパッションで合格しました。
何があるかわからないですね。
以上「paizaの評判ってどうなの?Sランクをとってもあまり意味がない。」でした!
